2012年6月9日土曜日

銀河英雄伝説のストーリーを教えてください。【後半】

銀河英雄伝説のストーリーを教えてください。【後半】

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1222512877



上記の質問で(無理難題にも拘らず)とてもわかりやすい解説をいただけましたので、調子に乗って後半分も質問させていただきます。

どなたか残りのストーリーを解説していただけるでしょうか。







自由惑星同盟に勝利した帝国軍は、同盟を支配はしたもののすぐに帝国のような国家にはせず、ある程度の自治権を認めた。そこで自ら皇帝となったカイザー・ラインハルトは同盟領にヘルムート・レンネンカンプ上級大将を、「帝国宰相」という名目で、同盟を監視させるために派遣した。

一方ヤン・ウェンリーは、軍隊を退役し新妻であり副官だったフレデリカ・グリーンヒルヤンとの新婚生活を満喫し、平凡に暮らしていた。しかしレンネンカンプは、ヤンが同盟復活の為に何か企みを考えてるはずだと思いこみ、単に平凡に暮らしたいだけだったヤンを特に四六時中監視させた。

この事で同盟政府は、銀河帝国政府のご機嫌を損なわないようにという事で、ヤンを不当な理由で逮捕し処刑しようとした。そうすれば同盟政府は銀河帝国からいつまでも自治権を認められると考えたのである。これに反発した、かつてヤンと戦った仲間達はヤン救出に成功。ヤンの仲間と彼をを崇拝するメンバーはヤンと共に同盟領を脱出したのだった。そして混乱の最中、レンネンカンプは自殺したのだった。

この事に遺憾の意を表した銀河帝国は、自由惑星同盟完全併合を決定。同盟軍は最後の抵抗を試みたが、圧倒的な数の帝国軍に敗れ去り、長年続いた自由惑星同盟は完全に消滅した。

一方ヤンとその一行は、かつて拠点にしていたイゼルローン要塞を帝国から再奪取に成功し再び拠点にした。全銀河を完全に自分のものにしたい銀河帝国皇帝(カイザー)ラインハルトは、圧倒的な数を持ってヤン一行がいるイゼルローン要塞を攻め入った。しかしただでさえ回廊(戦艦が通れる宇宙空域)が狭いイゼルローン要塞は、例え圧倒的な数をしてもヤンの抵抗に要塞を落とすことは出来なかった。ヤンとの戦いを諦めたラインハルトはヤンとの共存を決断。ヤンとの会談を申し入れた。ヤンも戦いを好まなかったので会談を心より了承。ラインハルトとの会談に向かう途中、常日頃から自分たちが宇宙の実権を握ろうと裏工作をしていたカルト宗教集団、地球教によってヤンは暗殺されてしまった。

そして、その後イゼルローンに残っていた仲間達は、ヤンの遺志を継ごうと「イゼルローン共和政府」を立ち上げた。政府の首領にはヤンの未亡人フレデリカ・グリーンヒルヤンが、共和政府軍の司令官にはヤンの養子だったユリアン・ミンツが就任した。

そしてその後、イゼルローン共和政府と銀河帝国は、小さな戦闘から徐々に大きな戦闘に発展し、司令官のユリアンは、カイザーラインハルトに最後の戦いを挑むことにした。そしてユリアンは、体調不良から徐々に衰退しているラインハルトの旗艦ブリュンヒルトに突入し、多くの犠牲を出しながら何とか会談にこぎつけた。そしてユリアンは、イゼルローン共和政府を終わらせ、イゼルローン要塞も帝国に返還する事を約束した。そして銀河帝国皇帝ラインハルトは若くして病死したのだった。



以上が銀河英雄伝説です。

0 件のコメント:

コメントを投稿