2012年6月19日火曜日

田中芳樹さん著の『銀河英雄伝説』ですが、DVDアニメ版と小説版、どちらを先に...

田中芳樹さん著の『銀河英雄伝説』ですが、DVDアニメ版と小説版、どちらを先に見るのがおすすめでしょうか?

『銀河英雄伝説』ファンの方々、是非ご回答下さい

上記に追加、と言うか質問の仕方を変えて聞きます。アニメと小説、どちらが感動できましたか?







僕はDVDアニメ版をおすすめします(ただ、アニメを見たことで、アニメでの描写の具体的イメージに束縛されてしまうことを極端に嫌うのであれば、小説を先に読むのがいいかもしれませんが・・・)





宇宙空間での戦闘シーンの展開が複雑だったり(平面だけでなく、3次元的広がりがあるので)、現在の世の中とは大きく異なる独特の世界が舞台だったりして、小説を読んでそのシーンを頭の中で想像するのがとても大変で、文章だけではなかなか理解しづらい場面も多々あるのではないかと思いますので。



アニメ版は小説版に結構忠実に作られているので、描写が割愛されるなどして双方の相違点に混乱するといったこともないと思いますし、登場人物の描写も小説版の記述に準拠しているので、後から小説を読んでも違和感を感じることはあまりないと思いますよ。

建築物等の描写も、アニメ版のイメージが小説を読みすすめることを阻害する恐れも少ないのではないか、と思います。



感動の程度に差はなかったです。どちらもボリュームたっぷりなので、お腹いっぱいって感じでしたw

アニメと小説、どちらにおいても個性豊かな登場人物の描写は物語を豊かで色とりどり、華やかなものにしてますし、重要なシーンでは、アニメでの視覚的ショックと小説における詳細な描写との間に説得力の差はなかったと感じました。





田中芳樹作品つながりで、月並みだけど、『アルスラーン戦記』も面白いですよ。



こちらも独特の世界で繰り広げられる話ですが、僕はこっちのほうが読むのが楽でした(ストーリーの面白さとしては、『銀英伝』も『アル戦』も甲乙つけがたいです)。

ただこれは、僕がRPGゲームをやって中世のような世界観に免疫があったり、歴史好きだったり、天野喜孝さんの挿絵が好きだったり、『銀英伝』を読んだことで田中芳樹作品における戦闘シーンの展開をイメージしやすくなっていたり、ってこともあってのことなので、kireha2005さんに受け入れていただけるかどうかはわからないのですが・・・



あと、『アル戦』最大の問題点は、「一体いつ終わるのかわからない!」ってことですねwww

いま書店にあるのを全部読んでしまったら、新しい巻が出るまで忍耐強く待つことを強いられるのを覚悟しないといけませんw








私はいろいろな小説は年に100冊程度は読みますが、アニメは一切見ません。しかし先日突然思い立って『銀河英雄伝説』のアニメを見ました。あれだけ長いものを最後まで見れたのは面白かったからです。



しかし、これは小説で読むべきものだなと思いました。イデオロギーの対立や微妙な心理などが面白い作品だと思うので小説のほうが詳しく描けることは間違いなくそのほうが楽しめると思いました。反面、登場人物の多さと複雑な人間関係を文字だけの世界で理解するのは相当困難だろうとも思います。



小説というものに特別の思い入れがないのであれば、他の方が書かれているようにアニメ→小説が楽しみやすいのではないかと思います。







DVD版は原作にかなり忠実に作成していますので、かなり楽しめますが、なにしろ長編なので描きこみに荒さがあって、最近のOVAに比べると見劣ります。

戦闘シーンが楽しみな方はがっかりするかもしれません。

ただ、登場人物が多く、複雑な人間模様は分かりやすく楽しめるのでお勧めです。

原作も十分楽しめますが、映像を見た後のほうがより深く味わえました。



DVD→小説、が無駄なく楽しめるかと思います。

逆だと期待した映像でない場合のショックがあるかもしれませんので。

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