銀河英雄伝説が好きですが、登場人物が多くて大変です。
皆さんの意見を聞きたいと思うんですけど、ラインハルトとヤンの戦術能力は、経験の差(ヤンの年の功)ですか?
またラインハルト以上の戦術家と言われているキルヒアイスは、アンネローゼの一言が無ければ、もっと個性(能力)を出していたでしょうか?
非常に構成のしっかりした作品なだけに<IF>は難しいですが、ラインハルトとヤンの違いは、作中でヤンが分析しているとおり、属する陣営の状況や与えられている権限によると頃が大きいでしょう。ただ、敢えて言えば、ラインハルトは攻勢型、ヤンは守勢型と言ったところでしょうか。
また、キルヒアイスは、アンネローゼの一言がなければ、きっと優秀な庭師で終わってしまい、戦術家としての活躍はなかったでしょうね。
外的要因によりその後が左右されたという点では、ヤンと通じるものがあるでしょう。
確かに経験の差はあるでしょうね
ただしその経験を戦場でなく歴史から培ったのがヤンのヤンたる所以でしょう。
またラインハルトは理想主義的な面があり芸術家気質も持ち合わせてると思います。それが時として戦場での判断を鈍らせる場合があるかと思います。とはいえそれでも常人には付け入る隙はないのですが
極論を言えばラインハルトとは限りなく完璧に近い「個人」であり
ヤンは社会や歴史が生み出した成果の抽出物的存在なのでしょうね
↑キルヒアイスの友人は徴兵拒否の運動に参加して逮捕されて収容所でなくなったはずです。
ヤンの戦術・戦略眼の広さは本人も述べているように歴史から学んだところに依るものが大きいのではないかと思われます。
それを実行できるほど手は長くないと言うビュコックやキャゼルヌのセリフもありますが(場や機会を与えられていない)。
それからヤンは「戦場における心理学者」の一面も大きく寄与しているのではないでしょうか?
外伝で、キルヒアイスは休暇中に故郷で友人に会いますが(その友人は徴兵され、戦死)ラインハルトに出会っていなかったら同じ道を歩んでいたかも知れません。
↓すいません。仰る通りでした。どちらにせよ明るい未来ではないでしょう(ミッターマイヤーも謀殺されかかったことがありましたが、キルヒアイスのこの例では実行されたかも)。
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