銀河英雄伝説のエルンスト・フォン・アイゼナッハが「チェックメイト」というセリフを言う前にもミッターマイヤーはアイゼナッハの声を聞いたことがあるそうですが、いつ聞いたんですか?
原作の7巻「怒涛篇」の第1章「黄金獅子旗のもとに」のエピソードですね。
高級士官クラブ「海鷲(ゼー・アドラー)」でコーヒーカップを床に落としたときに「しまった」とつぶやいたそうです。
この時同席していたのは、ウォルフガング・ミッターマイヤーとコルネリアス・ルッツの両名。
まじまじとアイゼナッハを見つめ「あいつは口が聞けたのか」と後に語り合ったそうです。
アニメでは描かれず、原作で、そのシーンが描かれています。
高級士官クラブ「ゼー・アドラー」にて、アイゼナッハがコーヒーカップを床に落とし、「しまった!」とつぶやいた時、同席していたのが、ミッターマイヤー、ルッツの二人。彼らは、後に、「あいつは口がきけたのか」と語りあった、と。
ルッツがヴァルハラに席を得たため、アニメの件のチェックメイトのシーンでは、「ミッターマイヤー以外、初めて声を聞いた」となるのです。
ちなみに、原作中では、「アイゼナッハは、カイザーの御前ですら、御意、否、としか口にしないと評判だ」と。しかし、これは、劇中でも、真偽のほどが不明な、噂話の類として扱われています。
ラインハルトの命令を受ける時に「ヤー(イエス)」「ナイン(ノー)」と言ったことを聞いている。
クラブでアイゼナッハがグラスを落とした時に「しまった」と言ったことがある。
というのが、原作に書かれています。
アニメでは、そのような場面は一切ないのです。
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