2012年6月8日金曜日

銀河英雄伝説のストーリーを教えてください。

銀河英雄伝説のストーリーを教えてください。

銀河英雄伝説のアニメをところどころ見る機会がありました。

元々あまり戦争アニメは好みではないのですが、興味深い作品です。

ただ、やっぱりじっくり見るには気の重い内容もあるので、どなたか最初から最後までのストーリーの流れを解説していただけるでしょうか。

とても書き切れるものではないと思うので、要点のみで結構です。

もし余裕がありましたら、特に心に残るエピソードなども添えていただければと思います。

アニメ、原作問いません。







とても膨大ですし、全部お話すると興をそぐ事にもなりかねませんが、大概にしますね。



銀河系に進出した人類は共和制の銀河連邦を作っていましたが、大統領になったゴールデンバウムが帝政を布いて、銀河帝国を作ります。後にゴールデンバウム朝銀河帝国と呼ばれる封建制帝国です。

弾圧された共和主義者は脱出して未踏空域に達し、共和制政体を作ります。自由惑星同盟です。

同盟は帝国に発見され、討伐軍が出され、2つの政体の星間戦争が始まりました。

そして、それは150年続いています。

帝国は貴族の横暴が横行し、平民の不満が増しています。同盟は衆愚政治に陥り、政治家は皆人気取りに走っています。

そして両者とも、戦争による社会の疲弊が影を落としています。

物語はこの時点から始まります。



銀河帝国の貧乏貴族の子だったラインハルトは姉アンネローゼが皇帝に召し上げられたのを恨みに思い、姉への寵愛厚いのを利用し、その軍事的才能を生かして、親友キルヒアイスと共に出世の階段を昇っていきます。

一方、貿易商人の息子だったヤンは歴史の勉強をしたくて士官学校に入り、ぼちぼち軍歴を重ねていきますが、奇跡の脱出劇を成功させたため、英雄扱いを演出されて将官まで昇進します。



ラインハルトとヤンの最初の出会いは、アスターテ会戦でした。侵攻する帝国軍を3倍の兵力で迎え撃った同盟軍でしたが、ラインハルトの急進各個撃破で全滅寸前のところで、それを見越したヤンの事前の手配りで同盟軍はかろうじて帝国軍と痛み分けに持ち込みました。

この功績を認められ、ヤンは帝国と同盟の境にある帝国の人工惑星イゼルローン要塞の攻略を命じられますが、与えられたのは半個艦隊。ヤンは計略で要塞を乗っ取りに成功し、以後、この要塞を主な拠点とする事になります。



イゼルローン攻略に気を良くした同盟軍は帝国への侵攻を計画しますが、ラインハルトの部下でやはり帝国の現体制の転覆を目指す軍略家オーベルシュタインの策にはまって、戦線の拡大に補給が追いつかなくなった所で逆襲され、同盟は大敗を喫します。

その後、帝国内で門閥貴族たちとラインハルト勢力の内戦になり、ラインハルト側が政権を掌握するのですが、引き換えに親友キルヒアイスを失ってしまいます。その後ラインハルトはその心の穴を埋めるように宇宙征服を進めていきます。



同盟側でも、ラインハルトの策動で軍事クーデターが起き、それを見越したヤンが軍事政権側艦隊を撃破し、軍事政権が立てこもる首都惑星ハイネセンの防衛システムを一瞬で破壊して、民主政府を回復させるのですが、回復させた政府に査問にかけられます。奇しくもその時、帝国の内乱でラインハルトが入手した人工要塞をそのまま移動させて来て、イゼルローン要塞を攻撃させようとする作戦が発動。迫り来る敵要塞に急遽ヤンは釈放され、敵要塞のエンジンを破壊するという作戦で危機を回避したのでした。



帝国と同盟の間には実はもう一つの国境がありました。フェザーン自治領です。この星域は帝国と同盟の間にあって、軍事的には中立ですが、両国の貿易によって国を保っていました。フェザーンは帝国と同盟の軍事バランスをコントロールすると同時に政治的精神的な人類版図の掌握をめざしていました。

フェザーンの陰謀により、ラインハルトの擁立していた幼帝が旧門閥貴族の残党に誘拐されました。誘拐した一派は同盟に亡命し、帝国の正統政府を樹立し同盟政府もこれを支持しました。

しかし、これはフェザーンの差金であり、ラインハルトの容認した事でした。ラインハルトはこれを口実に同盟の懲罰として作戦を発動。軍事的に無力なフェザーンを通過して同盟領に侵攻したのでした。

ついにラインハルトとヤンの直接対決になりました。両者互角でしたが、しだいに巧者ヤンの有利に進んで行きます。

あと一歩でラインハルトの乗艦に手が届く。その時、首都ハイネセン陥落の一報が届きます。降伏した同盟政府は停戦命令を発したのです。

この時、ヤンの部下で白兵戦部隊の隊長シェーンコップがヤンに言います。政府の命令など無視してラインハルトを倒せ。独裁者となって、民主主義を守れ、と。

しかし、ヤンは言います。「その上着は私には似合わないようだ」

ヤンは降伏し、同盟は実質消滅。ラインハルトは皇帝に即位します。



そして、ここまでが半分。とうていこの場では書き切れません。

私個人の意見では、同じ話ですが、アニメより小説の方が面白いので、小説で読んでもらいたいです。

興味を持っていただければ幸いです。








確かに長~い作品だから見るには気の引ける作品です、よってあらすじを語るのは無理です、劇場版『我ゆくは星雲の大海』を見て下さい、最後まで見れないなら、あれで十分です 世界観だけは理解出来ます

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