銀河英雄伝説
ヤン・ウェンリー提督の言葉であなたが一番好きなものを教えて下さい。
私は
「ユリアン、お前私が紅茶さえ飲んでいれば幸せだと思ってるだろう」
です。
まずは、“銀英伝”を愛する同好の士に巡り逢えた幸運に感謝を♪
…私の好きなヤン提督の言葉は、新書版第2巻『野望篇』第7章Ⅴ節(193頁)…
「政治の腐敗とは、政治家が賄賂をとることじゃない。それは個人の腐敗であるにすぎない。政治家が賄賂をとってもそれを批判することができない状態を、政治の腐敗というんだ」
…ヤン提督の“名台詞”は数え切れないくらい沢山ありますが、この言葉こそが、国家や時代の枠を超えてあらゆる社会に当て嵌まる、普遍かつ不変の至言なのではないでしょうか。
…因みに「全編、全キャラを通じてのベストフレーズ」は…
ダスティ=アッテンボロー提督の
「それがどうした」
…に決まりですね♪
「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです。」
戦争は体験が無いので分かりませんが、仕事や仲間との関係で、自分が強い立場にあるときに自分でやったこともないことを他人に強要しないように、恥知らずにならないようにと思うことができる言葉で、とても印象に残っています。
とても良いテーマをありがとうございます。
ユリアンに対して心の中で語った「キャゼルヌ先輩はひとつだけいいことをしてくれたよ。お前を私のところへ連れてきてくれたことさ」ですね。
彼が心から喜んでいる事が分かる,心温まるシーンです。
ごめん、フレデリカ。
「要するに私の希望は、たかだかこの先、何十年かの平和なんだ。」
「だがそれでも、その十分の一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。」
英雄と讃えられながら、戦争を嫌い、民主主義の為、戦うしかないヤンの本心だと思いますね。
ユリアン、我々は軍人だ。そして民主共和制とはしばしば銃口から産まれる。だが軍隊は民主主義を産み落としながらその功績を誇ることは許されない。それは不公正なことではない、なぜなら民主主義とは力を持った者の自制にこそ真髄があるからだ。強者の自制を法律で定めたものが民主主義なんだ。そして軍隊こそ最も自制が必要なんだ。軍隊が政府に要求していいのは精々、年金と有給休暇を寄越せというくらいさ。つまり労働者としての権利、それ以上は決して許されない。
アニメになるとやや簡略化されましたが、ヤンのイデオロギーとユーモアを同時に味わえます名調子だと思います。
「給料以上の仕事はしない主義なんだが。」
です^^
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