銀河英雄伝説で、ヤンウエンリーが、殺されなかった場合、最終的には、どういう感じで、終戦になっと思いますか。イゼルローンとハイネセンを交換かな。私は、大嫌いな帝国軍を撃滅して欲しい。あと、地球教も。
暗殺された時にはラインハルトとの交渉に赴く途中だったわけですから
そのまま交渉して、自由惑星同盟の規模を縮小させて限定した形で
存続という形になったと思います。
帝国の条件はイゼルローン保持は絶対条件ですが、同盟は民主主義の
形式上の存続で落としどころになるんじゃないでしょうか。
焦点はおそらくフェザーンの自治と軍事的な不可侵条約が同盟と帝国との
交渉の中心に展開していくと思います。どちらも譲れませんからね
ロムスキーらがうまく交渉に成功すればエル・ファシルで共和主義が存続することを認めてもらったことでしょう。
ヤン自身はレンネンカンプ自殺に関わるゴタゴタやメルカッツらを隠匿した問題が残りますので、
ラインハルトが恩赦を与えないとオーベルシュタインあたりに粛正されるかもしれませんけど。
問題は必ずしもヤンの思惑とロムスキーらの思惑が一致していないことです。
ヤンは将来に備えてささやかな共和主義の芽を残しておきたいだけなのに対し
ロムスキーらは帝国は悪なので共存できないという論調です。
ヤンは政治的な展望はあっても軍人としての分を守って介入することは決してありませんから
下手をすれば正史の方がマシな結果になることも十分あり得ます。
交渉がうまくいかなかった場合はラインハルトの体調回復を待って再戦となり、
艦艇数はもとよりフィッシャーを欠くヤンは今度こそ敗北していたと思います。
ヤンの能力ではユリアンみたく直接ブリュンヒルトに乗り込むわけにはいきませんからね。
ユリアンとの交渉の通り武装解除の代わりにイゼルローン要塞とハイネセン、もしくはエル・ファシル(ロムスキー医師が生きていれば)の交換辺りが落としどころ。
その代わりに監視を兼ねてヤンに出仕を命じるかもしれない。
ヤンは帝国軍に対して革命軍が全面的な勝利を勝ち得ると全く思ってはおらず、あくまで“ラインハルトを交渉のテーブルに着かせる為の勝利(帝国に損害を圧して戦争を続けるよりも交渉による妥協の方がマシ、と判断させられれば勝ち)”を目指していた。
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